最新のブラウザをご使用ください

古いブラウザにてご利用いただいた際に、部分的に機能が制限されたり、また正常にページが表示されない場合がございます。

大牟田市立図書館

  1. TOP
  2. >
  3. 郷土ゆかりの作家
  4. > 甘木 太郎

甘木 太郎(あまぎ たろう)

漫画家

昭和2年(1927)4月生まれ。

甘木太郎の作品 ゴッつあん

 

経歴・プロフィール

本名 園田鐵雄。 昭和2年(1927)4月、八幡市枝光に生まれる。同年11月、一家は長洲町へ転居。 長洲町立尋常高等小学校、長洲小学校高等科を卒業し、茨城県下中妻村の青少年義勇軍内原訓練所へ入所。 一年間の教育訓練の後、満州国海倫の對店訓練所へ移行。 この時期に、義勇隊の嘱託、『のらくろ』の漫画で有名な田河水泡氏に版画の指導を受ける。 對店訓練所修了と同時に泰興開拓団へ入植。ここで終戦を迎える。
引き揚げ後、昭和24年に三井三池鉱業所・四山鉱に就職。 傍ら大牟田マンガクラブに所属し、組合の機関紙などに漫画を投稿する。 昭和26年11月から、同鉱業所の「くろだいや新聞」に漫画『ドリルさん』の連載を始める。 その後、漫画は同紙上でタイトル・登場人物を変えてゆき、昭和37年からは『ゴッつあん』の連載が始まった。 46年もの間「くろだいや新聞」に描き続け、この間特集号を除いて一度も休載されることはなかったという。 掲載された作品の総点数はおよそ2200点にものぼる。 平成9年、三井三池炭鉱閉山、機関紙「くろだいや新聞」も70年の歴史を閉じる。 鉱業所長より永年の功績に対し感謝状を授与された。
平成13年5月療養先の大牟田市立総合病院にて永眠。 翌年4月、遺族らの手によって『ゴッつあん』が出版された。

 

 

代表作品

  • ドリルさん
  • ほがらか兄弟
  • ほがらか一家
  • サイさんケンさん
  • ゴッつあん